寒い季節になると気になるのが「冷え」
手首や足首など「首」とつく場所を冷やさない様にすると風邪の予防にもつながるとか。
大人が寒さで震える中、元気なのが子供たち。ハーフパンツなどでも平気そうな顔をしていますが、触ってみるとやはり肌は冷え冷え。
そういえば帽子を編んだ毛糸がだいぶ余っていたはず…

グルグル編むだけの「簡単レッグウォーマー」を作ってみました。
レッグウォーマーの材料と道具
- 毛糸
- 輪針
- はさみ
- 必要に応じてマーカー、かぎ針
レッグウォーマーの作り方手順
今回は輪針一本に指でかける作り目を53目作りました。目の増減は一模様4目で行います。
作り目の数は4の倍数+輪にするための1目で必要な数を作ってください。
作り目を作ったらほどけない様に結び、作り目を何となく3等分に分けて最後の作り目を左の針に移します。
最初の作り目と最後の作り目を一緒に表編みにして、表表裏裏の順に編みます。
マーカーを使用するときは最後の作り目の右側にマーカーをつけます。
ポイント
- マーカーをつけるとグルグル編んでいても段が変わったことを確認しやすくなります。
これが二段目となり、その後も表裏を変えずに編んでいくので間違えない様に編んでいきます。
二段目を編み終わったところです。
編み目はこんな感じ


編んでいる途中の輪針さんの様子です。
左側は編み地が針先あたりに来るようにし、右側はチューブの部分を長く残し動かしやすいようにしています。
個人差があるとは思いますが、これが編みやすいですね。

編み地をアップにしてみました。
ちょうど編み地を移動したところです。
ある程度の目数を編んだら編み目を送って少しずつ移動させながら編みます。
裏目を編み終わった時に移動させた方がきれいな編み地になりました。

50段編んだところです。
身長120cmの娘ようなので今回は50段にしました。長さは好きな長さで大丈夫です。
ゴム編みは一般的に閉じ針を使って編み終わりの処理をするのですが、今回は輪針のまま止めていきます。
右の針に一目移して掛け目をし、一目編みます。
- 編んだ目
- 掛け目
- 移した目
1の目に2の目をかけて伏せます。
同じように3の目を1の目にかけて伏せます。


表目を伏せたら裏目も同様に掛け目をしながら伏せていきます。




伏せるときも表目は表目を裏目は裏目を編むようにして伏せていきます。



最後の目を伏せます。





糸を長めに残して切り輪の中に通して引き締めます。


糸端は編み地の中に隠し目立たない様にカットします。


もう一つ同じものを編んでレッグウォーマーの完成です。

レッグウォーマーの作り方まとめ
編み癖に気付くまで時間がかかったので編み地がガタガタです。
糸は少し細めの柔らかい質感のものを選ぶとクシュクシュさせたりとアレンジできていいと思います。
伏せた部分に縁編みを付けても可愛くなりそう。
基本のデザインは二目ゴム編みなので色を変えれば男女問わず使えます。
今回は輪針で編みましたが、玉のついていない編み針4本でも編むことができます。
色を変えたり、ソックス用の染め分けされた糸を使って編んだらもっとオシャレなものができそうです。
コットン糸で編めば梅雨時期の底冷え対策にも使えて便利なので、素材や色を変えてたくさん編んでおきたいですね。