寒い時期になると毎年欲しくなってしまうのが暖かい「ニット帽子」
カジュアルにも綺麗目にも似合うものが欲しいと思って探してみますが、なかなか欲しいものが見つからないなんてことも…
それなら作ってしまえばいいじゃない!
ということで帽子編みに挑戦してみました。
ニット帽を作る道具と材料
- 毛糸(アクリル100% オフホワイト ダイソーで購入)
- 輪針(4.5mm ダイソーで購入)
- 玉無し編み針(作り目を作るときに使用)
- 他にはさみ、閉じ針、編み物用のマーカー
レディースサイズの帽子の目安はこの毛糸だと2玉ほどです。今回はイギリスゴム編みで作るので1玉多く用意してみました。
ニット帽子作り方手順
イギリスゴム編みのざっくりした編み図です。
1段目は作り目。2段目は一目ゴム編みをします。
3段目からは糸をかけて目を移し、次の目を編んでいくという編み方を繰り返していきます。このように編むことで編み地の厚さが増します。
基本の指でかける作り目を作ります。今回は100目+1目で101目作りました。必要な目数+輪にするための1目です。
作り目をする時に輪針に編み針を添えて2本で作ります。
作り目ができたら輪針に目を残して編み針を抜きます。
輪にしてグルグルと編んでいくのでとりあえず目数を3等分くらいに分けて作り目を輪にします。
作り目の最後の目を左の針に移して2目一度に編んで作り目を輪にし、マーカーを付けて目印を付けておきます。
作り目は1段目と数えるので2段目を表→裏→表と交互に編んでいきます。
2段目が編み終わったところです。
マーカーを右の針に移しておきます。
3段目からは糸をかけて目を移し次の目を編むということを繰り返します。
編み図の3段目の所をみると山のような印があると思いますが、これが掛け目です。
3段目は2段目の表目の時に掛け目をして目を移し裏編みは普通に編んでいきます。
左の針の後ろ側から右の針に糸をかけて
表目を右の針にそのまま移します。
その次の裏目は普通に編んで
掛け目表目裏目と編んだところです。3段目をグルっと編みましょう。
3段目終了です。
マーカーのすぐ横に掛け目が見えます。最後の目は裏目で編み終わっています。
間違えずに頑張りました。
4段目は3段目で掛け目をした糸と目を移した表目を2目一度に表編みします。
裏目で掛け目をするときは左の針の手前から糸を針にかけます。
裏目を移します。
次の表目は2目一度に表編みをします。
輪針の編んだ目は左の針側に少しずつ送っていくと編みやすいですよ。
右の針の方にチューブの部分を余らせておくと編みやすいことを発見しました。
(普段から輪針を使う方には今更……)
5段目は表目の時に掛け目をして裏編みを2目一度に編んでいきます。
編み地はこんな感じ
厚みが出る分段数が少なく感じます。
30段くらい編んだところです。
表目の編み目を数えると段数と一致しませんが、それは2段に一度しか編み目ができないからです。
負けずにグルグル編みます。
今回は折り返し無しにしたので、段数で80段編みましたが、好きな長さになるまで編みます。
編んだところを触ってみるとわかりますが、編み地が厚いので好きな長さまで編んだら2~3段は掛け目をせずに1目ゴム編みをします。
イギリスゴム編み最後の段
2段掛け目無しの1目ゴム編みを編んだところ
編み終わりの糸を長く残して切り、閉じ針に糸端を通して編み針から目を糸に移していきます。
糸に目を移しながら輪針を抜きます。一周して輪針から写し終えたら、もう一周、目を拾います。
通した糸を少しずつ引き締めて
引き締め終わったら輪を縫い閉じます。
閉じ終わったらこのように輪の中に糸を通してしっかりと引き締め、残りの糸端を編み地の中に隠して糸を切ります。
次に編みはじめの糸を同様に編み地の中に少し隠して糸を切り処理します。
ちなみに今回は1玉と半分くらいで編めました。
残った毛糸でレッグウォーマーでも編もうかしら?
ニット帽子の作り方まとめ
編んだところを左側に寄せながら編む方が楽だと気づくまではすごく編みにくいですね。
シンプルな編み地なのでコサージュを付けたり、ワッペンを使ってブローチのようなものを作ってつけたり、アレンジ次第で色んな服に合わせられそうです。
小さめサイズで子供用に作って大き目ボンボンをつけたら可愛いでしょう。
親子でお揃いもよさそう。被って見た感じは編み地が厚いためかフワフワしたかぶり心地で暖かいです。
まとまった時間があって頑張れば1日で編めるかも…でした。