お祝いごとの多い季節といえば春ですよね。
進学祝いなどご祝儀袋のコーナーを訪れる機会も増えるのではないでしょうか?
最近は様々な結び方の水引で彩られたものも増え、見ているだけでも楽しい気持ちになってしまいます。
その中でも可愛くて人気の「梅結び」を結んでみたいと思います。
梅結びの材料と道具


- 水引
- はさみ
- ワイヤー
- ニッパー
- 平やっとこ

梅結びの結び方手順
今回は華やかにしたいので3本どりで結んでいきます。
3本で結ぶあわじ結びと同じように外側にしたい水引が左側に来るように揃えてもちます。

端を少し長めに残してあわじ結びをします。
あわじ結びの中央の輪が手前に来るようにして左側にある水引の端を表から裏に向かって差し込みます。
この時に引き締めずにおいてください。
先ほど差し込んだ水引の輪の中に右側に来ている端を上から下に向かって差し込みます。
このようになります。
右側の端で作った輪を先に引き締め


次に左側の端で作った輪を引き締めます。
内側にある水引から順番に引き締めていきます。
裏側から見ると
引き締め終わりました。
表から見たところです。梅の花のように見えますでしょうか?
ちなみに裏側はこのようになっています。↓
最後に結び終わりの部分を処理します。
あわじ結びとあわじ玉ではやらなかったのですが、梅結びは結び終わりをワイヤーでとめます。
こうすることでお花の形を綺麗に保つことができます。
作品を裏側にし、水引の端の部分をワイヤーで数回巻きます。


ワイヤーを巻く場所は表から見て見えないくらいの位置です。
巻き終わったらワイヤーの端を5~7mmくらい残してカットし
ワイヤーの根本をやっとこを使ってねじりとめます。
このままだとワイヤーの端が飛び出していて危ないので、やっとこで花と止めた部分の間に折りこむようにして潰しかくします。


結び終わった水引の端を花びらから見えない長さに揃えてカットします。



梅結び可愛いですよね。
梅結びの結び方まとめ
今回は全ての水引を引き締めてしまいましたが、外側をゆるく引き締めて結ぶと雰囲気が違って可愛さが増す気がします。
その時はあわじ結びにした段階から外側を緩く隙間が空くように引き締めていくのですが、これは機会があればまた紹介させていただきますね。
梅結びとあわじ玉を組み合わせてアクセサリーにしようと思います。アシンメトリーなピアスとネックレスをセットでつけても。
バッグチャームにしてもポイントになっていいかも…
レースやチュールと合わせてラッピングに使ってもよさそうです。