結婚式や入学祝、出産祝いなどご祝儀袋などで目にする機会が多い水引細工。
伝統的な結び方はもちろん最近ではお洒落なものも多く見ているだけでも楽しくなってきますよね。
この「水引」ですが実は素材の名前。
結ぶことによって形作られたものは「水引細工」と呼ばれています。
今回は水引細工の結び方の中でも基本となる「あわじ結び」の結び方です。
あわじ結びの材料と道具
- 好きな色の水引
- はさみ
写っているものは糸巻きタイプのものです。ユザワヤで300円ちょっとくらいだったような。色はアソートでした。
とりあえず、これだけあればできます。
基本の結び方手順
まずは一本で結んでみます。
水引の端の片方(A)を左手の一指し指と親指でつまむように持ちます。
もう片方の端(B)をAの上を通る様にクロスさせます。
こんな感じでクロスさせたところがしずく型になります。
さらにBで先ほど作ったしずくの上に重ねるようにしずく型を作りAの下を通すようにし、二番目に作ったしずく型の上から「上→下→上→下」の順番に水引をくぐらせていきます。
通し終わったら両側の輪を引っ張って中央のしずく型の大きさを整え同じくらいの大きさになる様に水引の端を引っ張って両側のしずく型を整えます。
結び終わりました。
本当は水引の両端をカットして完成なのですが、これはそのままになっています。
複数本つかったあわじ結び
今回は3本で結んでみました。
水引の端を3本揃えて持ちます。この時一番外側にしたい水引が左側に来るようにします。
そして1本の時と同じ手順で結びます。
結ぶ時に気を付けることは水引の順番が入れ替わらない様にすることです。
ねじれてしまう~
中央のしずく型を引き締めたところ
内側に来る水引から順番に引きしめていきます。
両側のしずくを順番に引き締めるとこうなります
端をカットして
3本で結んだあわじ結び完成です。
同じような色を使っても順番を変えるだけで印象も違います。
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基本のあわじ結びの結び方まとめ
あわじ結びは水引細工の基本になる結び方です。
端を引っ張ってもほどけないことから退院祝いや結婚祝いに多く用いられています。
見ていると難しそうに見えるのですが、思っているよりも簡単に結ぶことができます。
初めは結びにくいかもしれないので水引を指でしごいて柔らかくするといいです。
水引さえ手に入れば短時間で沢山作ることができます。
水引の専門店には様々な水引があり見ているだけでもうっとりしてしまうほど美しいです。
紙巻のものや糸巻きのものなどがありますので使い分けてもいいですね。