最近、アルコール消毒をすることが多いせいか荒れてしまった娘の手。
ハンドクリームを用意してあげたのはいいのですが、学校のハーフパンツではポケットに入れて歩くと忘れてしまったり体育の時に邪魔になってしまったりするようで…
「ティッシュや絆創膏、紙石鹸、ハンドクリームを入れておけるポーチが欲しい!」と小学生の娘に頼まれてティッシュケース付のファスナーポーチを作ってみました。
ファスナーポーチの材料と道具
- 表生地(一番下にある紫と緑のものを使いました)縦40cm横20cmくらい
- 裏生地(何かで使った残りのパンダちゃん)縦25cm横20cmくらい
- ファスナー(14cmのものを使用。手芸用品店で購入)
- タグ(付けてみたかった。手芸用品店で購入)
- メジャー(定規やものさしでも)
- 三角チョーク(チャコペンシルなど布に印をつけられるもの)
- 裁ち切りバサミ
- アイロン定規(あると便利)
- コロコロオープナー(あると便利)
- 仮止めクリップ(最近まち針の代わりに使うことが多い)
- ミシンを使用したのでミシン糸やミシン針、ファスナー押さえor片側押さえ
ファスナーポーチの作り方
型紙を作る
縫代は4辺にそれぞれ1cm込みの大きさになっています。四角い型紙なので直接布に描いてしまってもOK。
いくつか作るときには厚紙で作っておくと作業が楽ですよ。
型紙に合わせて生地を切る
型紙に合わせて外側になる生地と内側になる生地をそれぞれ1枚ずつ切っておきます。
今回は二つ作る予定なので二組切りました。
ティッシュケース部分の生地を型紙の写真を参考にして折り目をつける
型紙のところの写真を参考にしてティッシュケース部分の折線を付けていきます。
横から見るとこんな風になっています。
ポケットティッシュを置いてみます。
少し大きい気がしますが厚みがあるので…
ティッシュケース部分を縫う
最初にティッシュの取り出し口になる部分に折り線から5mmくらいのところにステッチをかけておきます。
2箇所とも縫いました。
ちょっとおしゃれにタグなんか付けてみたりします。
次にティッシュケース部分のみを折り線通りにたたみ端から5mmくらいのところを縫っておきます。
取り出し口が5mmほど重なるのですが上下どちらが上でも大丈夫です。私はポーチの上側の生地が上に重なるように縫っています。
ファスナーをつける
ファスナーの両端の部分を折り曲げて
ファスナーの表側を外側の生地の表側と合わせ
内側の生地の表側をファスナーの裏側に重ね、生地の端から5mmのところを縫います。
※私はそのまま縫いましたがシツケをしてからのほうが綺麗に仕上がります。
ファスナーを縫い付けるときはミシンの押さえをファスナー押さえに替えておきスライダーが押さえに当たらないようにファスナーを開けたり閉めたりしながら縫っていきます。
表にして押さえのステッチをかけます。
片側がつきました。
次に外布と内布をそれぞれ中表になるようにおりファスナーをはさんで
先ほどと同じようにスライダーを移動させながら縫います。
袋状になっているのでステッチをかけ難いのですがステッチをかけます。
私はポーチの外側をみながら、ファスナーを半分ほど閉めてしまっている側から縫い始め、スライダー分より少し長めに縫ったところで針を刺したまま押さえを上げ、スライダーを押さえより奥に移動させて袋になっている部分を手前に返すように動かして縫っています。
ポーチ部分を縫い合わせ表に返す
ファスナーを半分くらい開けて(これがポイント!こうしておかないと表に返せません)外側と内側をそれぞれ中表になるように合わせて端から1cmのところを縫います。
内側の生地は片方だけ7cmほど返し口を開けておきましょう。
両端を縫ったら返し口から表に返し角を整えて
返し口の部分を縫います。
内側の袋を外側の袋の中に納めて完成
ティッシュケース付ファスナーポーチの作り方まとめ
返し口を縫い終わったら内側の袋を戻し角を整えたら完成です。
ファスナーをつけるのが少し難しいですが1時間くらいで作ることができました。
今回は外側も内側も一枚の生地で作りましたが、底の部分を縫い合わせるように型紙を変えたらファスナーつけとステッチはもっと縫いやすいんじゃないかということに今気がつきました。
型紙を変更して作ってみようと思います。
ニベアなどのキャップが大きいチューブタイプたとキツキツなのでポーチにマチをつけた方がいいのかなあ。
小学生の娘2人に持たせてみたところティッシュや絆創膏、ハンドクリームを入れて持ち歩いているようです。