世の中にはいろんなシミがあります。
洋服についてしまったケチャップのシミや頑固な油汚れ。
ああ、やってしまった…
そんな思い出ありませんか?
食べ物の油汚れは大体早めに処置すれば何とかなります。
服にケチャップが付いたりワインをこぼしたりしてもすぐに石鹸付けておけば翌日洗っても大きなシミになることは少ないはずです。
しかし、「家具の輪ジミ」はどうでしょう?
家具にできる輪染みとは?
長時間、熱いマグカップを置いていたり、冷たく水滴だらけのコップをテーブルに置いていたりするとできる輪ジミです。
せっかくの素敵なテーブルも一か所できた輪ジミのおかげですべてが台無しのように見えてしまいます。
これを消そうとすると何だかすごく難しく特別な技術が必要なんじゃないかと思うかもしれません。
でも、大丈夫です。家庭にある物で素早く簡単にきれいに消すことができます。
準備するのはアイロンとカピカピに乾いたキレイなタオル
輪染みの対処法!本当にアイロンで消える?
手順1
まずはアイロンに電源を入れます。一番高い温度で良いです。
使っているアイロンはスチーム機能などはないシンプルなタイプです。
古い物ですが、衣類に使うわけではないので良いでしょう。
こういうアイロンを衣類に使うと錆が付いてシミができるので気を付けましょう。
手順2
輪ジミの上にタオルを被せます。
手順3
高温になったアイロンを当てます。
POINT
- 先ず3秒くらい当ててタオルをめくって様子を見てください。
- 消えていないようでしたらタオルを被せてアイロンを当ててください。
- 絶対に長時間(5秒以上)アイロンを置きっぱなしにしないようにしてください。アイロン跡がついて逆効果になります。
数秒で輪ジミが消えてなくなりました。
こんなにすぐに簡単に家にあるもので輪ジミが消せるなんてとても得した気分です。
木の素材で表面にワックスをかけてあるようなテーブルには大体使用できます。
ただし、家具によっては消えなかったり逆効果になる物もあるので試される場合は、目立たないところで一度お試しすることをおススメします。
お試し方法
【手順2・3】の要領でテーブルの脇などコーティングされている場所で行います。
アイロンを数秒当てて変化がなければOKです。
薄く白くなる場合もありますが、しばらくすると素に戻ります。
家具の染み抜きのまとめ
輪ジミができた時、全体をサンドペーパーなどで削って、ニスなどでやり直す方法もありますが、まずはご家庭にあるこの方法でお試しになってみてください。
その前にせっかく気に入っている大切な家具なので、熱いものを直接置いたり、びちゃびちゃのグラスやペットボトルを置きっぱなしにしないように気を付けたいものです。
テーブルクロスやコースターなど使用すると、家具にちょっと優しいです。